スタッフ間のもめ事に巻き込まれないために、事実と意見を区別する

提供・製造する側から見たグルメ情報。食にかかわるビジネスパーソンには役立つ情報、食べるだけの方には、新鮮な情報も多いと思いますよ。
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スタッフ間でのもめ事には、あまり関わりたくないもですが放っておく事も出来ないので、関わってしまうことはあります。

もめ事の場合だけでは無いですが、事実と意見の区別を付けないと判断を誤ります。

 

 

こんな事がありました。

Aさんは、BさんのAさんに対する態度が日頃から悪く、近いうちに一度注意をしないといけないと思っていた。

Bさんも、Aさんは挨拶もきちんとしてくれないし、私が何か悪いことでもしたのかな、何で怒っているのかな、と思っていた。

お互いそんな感情の時、作業中にBさんの足にAさんが引っかかり転びそうになるということが起こってしまった。

Aさんは、Bさんが足を出して引っかけたと思い、Bさんの肩を叩き「外へ出なさい」と大きな声を出した。

 

Aさんの主張
Bさんは作業中に足を引っかけてきた、私に対して気に入らないことがあるならハッキリ言えばいい。皆の迷惑になるから取りあえず外にでなさい。と言ったところで、周りの人に止められた。
Bさんが仕掛けてきた事であり、私は悪くない。

 

Bさんの主張
作業をしていたらいきなり足を蹴られた。その上肩を強く叩かれて怒鳴られた。
Aさんは何を怒っているのか。なぜ怒っているのか。私の何が悪いのか。
何か文句があるなら言えばいい。
いきなり蹴ったり叩いたり、ちょっとおかしいのではないか。

実際に起こった事と、2人が感じたことはだいたい分かりました。

 

私は2人の話をよく聞いて、相手はこのように感じていたのではないかという話をそれぞれの主張に私が想像した事件が起こるより前の感情を含めて説明しました。

それぞれ、自分が正しいと思っているのでほぼ受け入れてくれませんでした。

 

そこで、私が持ち出したのは、いま、大ヒットしているアドラーの心理学の本「嫌われる勇気」にでていた話です。

恋愛関係のなかで、彼女が浮気していると疑い、浮気の証拠を探した。
さて、浮気の証拠は見つかるでしょうか。

答えは、山のように浮気の証拠が見つかる。彼女が浮気をしていなくても証拠が見つかるというんです。

何気ない言動、誰かと電話している様子、連絡の取れない時間など沢山の浮気の証拠が見つかります。

この話は、他者を信頼する事について書かれた部分で今回の事件にはあまり関係ないのですが、実際には何も問題が無くても、大問題のように感じてしまうことは有る。しかも本当の問題は相手ではなく、自分自身に有る。
と伝えたかったのです。

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第3者の私からみると二人がそれぞれ主張したことは、ほとんど意見で、事実と思えるのは、

①足が引っかかった。

②AさんがBさんの肩を叩き「外へ出なさい」と言った。

以上の2点だけです。

私は、それぞれ別々に話を聞いたのですが、どちらにも 誰が悪いとか、間違っているとか言えるわけが無いので、言っていません。

 

片方の話を聞いた段階で、相手が悪いような相づちを打たないように気を付けて客観的に観るようにしました。

スタッフたちに私の言いたかったことは少ししか伝わっていないと思いますが、両方のスタッフを大事にしようとするとこのような対応になります。

 

意見と事実を区別する事については、この本が、分かりやすいですよ。

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